
「防災の備えをしなきゃ」と思いながら、何から始めたらいいかわからないまま時間が経っている方も多いのではないでしょうか。特に子育て中のご家庭では、備えるべきものが子どもの年齢によってガラッと変わります。赤ちゃんがいる家庭と、小学生がいる家庭では、必要なものは大きく異なります。「一般的な防災リスト」を見ても、わが家に合っているかどうか迷ってしまうのも当然のことです。
この記事では、子育て家庭ならではの防災備蓄について、子どもの年齢別に具体的にまとめました。「うちの場合は何が必要?」という疑問を解消するヒントとして、ぜひ活用してみてください。
子育て家庭の備蓄が「難しい」理由

一般的な防災備蓄のリストと、子育て家庭に必要なリストは、実はかなり違います。その理由はいくつかあります。
・子どもの年齢によって必要なものがまるで変わる
・消費量が大人とは異なる(おむつ・おしりふきなど)
・ストレス環境下では、食べ慣れていないものを口にしにくい
・医薬品や衛生用品が子ども専用のサイズ・種類になる
・心の安定のための「いつものもの」が必要になる
備蓄は「一度そろえたら終わり」ではありません。子どもの成長に合わせて内容も変わっていきます。防災の日(9月1日)や子どもの誕生日など、定期的に見直す機会をあらかじめ決めておくのがおすすめです。
避難時に持ち出す防災バッグの中身について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
【年齢別】子どものための備蓄リスト
お子さんの年齢に合わせて確認してみてください。成長とともに必要なものも変化します。
0〜1歳(赤ちゃん)
| 品目 | 目安・ポイント |
|---|---|
| 液体ミルク・粉ミルク | 3日分以上。液体ミルクは調乳不要で、停電・断水時にも使いやすい |
| 使い捨て哺乳瓶 | 洗浄・煮沸不要のため、断水時に特に重宝する |
| おむつ・おしりふき | 1日10〜12枚を目安に3〜7日分 |
| 月齢に合った離乳食(レトルト) | 食べ慣れたメーカーのものを3〜5食分 |
| お気に入りのおもちゃ・おしゃぶり | 非常時の心の安定のために必ず入れておく |
| 母子手帳のコピー | 医療情報の共有に役立つ。デジタル保存も◎ |
| 子ども用体温計 | 体調変化をすぐ確認するために |
子育て家庭向けの防災セットをお探しの方は、こちらからご確認いただけます。
2〜3歳(幼児前期)
| 品目 | 目安・ポイント |
|---|---|
| 食べ慣れたお菓子・おやつ | 非常時でも口にしやすいものを中心に |
| おむつ・トレーニングパンツ | トイレトレーニング中の場合は多めに準備 |
| 着替え(2〜3セット) | 汚れやすい年齢。下着も含め多めに |
| お気に入りのぬいぐるみ・絵本 | 「いつもの安心」が不安をやわらげる |
| 子ども用の薬(解熱剤・整腸剤) | かかりつけ医に相談のうえ準備しておく |
4〜6歳(幼稚園・保育園児)
| 品目 | 目安・ポイント |
|---|---|
| 食べ慣れた主食・おやつ | アレルギーを確認したうえで選ぶ |
| 着替え・下着(2〜3セット) | 動き回ることが多いため多めに |
| 小さなおもちゃ・カードゲーム | 避難生活中の時間を過ごすために |
| 子ども用マスク | 感染対策・ほこり対策として |
| 子ども用歯ブラシ・歯磨きシート | 口腔ケアは避難時も大切 |
小学生
| 品目 | 目安・ポイント |
|---|---|
| 自分専用の小さな防災ポーチ | 自分で持てる荷物を持たせる練習にもなる |
| 好きなお菓子・飲み物 | 避難中の気持ちを安定させるために |
| 筆記用具・メモ帳 | 時間をつぶす・連絡先を書き留めるために |
| 家族の連絡先を書いたカード | スマホが使えない時のための緊急連絡先 |
大人分も含めた「子育て家庭の基本備蓄」
子どもに特化したアイテムに加えて、家族全員分の基本備蓄も必要です。子育て家庭では特に以下の点に気をつけて準備しましょう。
| カテゴリー | 子育て家庭のポイント |
|---|---|
| 飲料水 | 子どもは体重比で必要な水分量が多い。1人1日3リットルを目安に |
| 食料 | 子どもが食べ慣れた味を優先。アレルギーへの注意も忘れずに |
| 衛生用品 | ウェットシート・除菌グッズは子どもがいると消費量が増える |
| 医薬品 | 子ども用の解熱剤・絆創膏・かゆみ止めなどを別でそろえておく |
| 明かり | 子どもは暗闇を怖がることが多い。就寝時そばに置けるランタンを備える |
| 衣類 | 子どもは体温調節が苦手。季節に合わせた防寒・防暑グッズを加える |
備蓄の日数や数量の目安について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
避難生活で子どもの心を守る「安心グッズ」

被災後の避難生活は、大人以上に子どもへの精神的な負担が大きくなります。環境の変化や不安から、食欲が落ちたり、夜泣きが増えたりすることもあります。「もの」だけでなく、子どもの心の安心を支えるグッズも意識して備えておくことが大切です。
・いつも使っているぬいぐるみ・おもちゃ(1つでOK)
・好きなキャラクターのお菓子・ジュースのパック
・親子で楽しめるカードゲーム・折り紙などの小道具
・子どもが好きな音楽・動画が入ったタブレット(充電確保が前提)
「いつもと同じもの」があるだけで、子どもの気持ちはずいぶん落ち着きます。防災グッズを詰める際、ぜひわが子の「お気に入り」を一つ忘れずに入れておいてください。
まとめ|我が家の防災備蓄リスト
子育て家庭の防災備蓄は、子どもの年齢に合わせて考えることが大切です。全部いっぺんにそろえなくても大丈夫です。まずはお子さんの今の年齢に合わせて、「一番必要なもの」から始めてみてください。子どもの成長とともに備蓄内容を見直すことで、常にわが家に合った備えが整っていきます。ソナエラボでは、子育て家庭の声をもとに選んだ防災グッズを、日常でも使いやすい形でご提案しています。「何からそろえたらいいかわからない」という方は、まずセット商品から始めてみてください。あなたとご家族の安心を、ソナエラボはこれからもお手伝いします。
何からそろえればいいか迷っている方は、ソナエラボの防災セットをまとめてチェックしてみてください。

